先端アートコース

個人の内側からあふれ出てくる創造性を大切にしながら、単なるアート制作にとどまらず、社会に向けて発せられるメッセージが、そのまま新しい表現となり、生活を豊かにするような、そんなライフクリエーターの育成を目指します。
(京都造形芸術大学学科紹介パンフレットより抜粋)

 

わたしたちは大学やコースを選択する際に、自分に合った表現方法を模索するのに一番ふさわしい場所を探した結果、油絵科や彫刻科ではなく「先端アートコース」を選びました。個人個人その思いの丈は異なるかもしれませんが、始めからある表現をたどるよりも、自分にしか出来ない表現を求めていることは共通しています。そして21人が互いに影響しあいながら、それぞれの表現で日々制作に励み、今日までやってきました。従来の美術の枠にとらわれない、自由な発想でアートに取り組むことを前頭に、今後もクリエイトの先端に立つという意識を持ちつづけていきます。

 

コースの具体的な特徴としては、絵を描く人、映像を作る人、音楽を作る人、立体物を作る人など、表現方法が幅広いことが第一に挙げられます。教授陣もアーティストのヤノベケンジ氏や、サウンド・アーティストの藤本由紀夫氏など、現役で活躍されている様々な領域のアーティストの方々による指導を受けています。学校の授業としては、1回生のはじめから自主的にモノをつくる力を育むため、自主制作というカリキュラムとその発表が継続されてきました。また他には展示の可能性を自分一人の考えだけでなく生徒全員で考え実施する授業や、学科合同で8人1組によるグループ制作をする授業の経験もあります。そして3回生になっ、アーティスト・ヤノベケンジ氏、美術手帖元編集長・楠見清氏の授業では、自分自身の壁を越えようとするところをビデオ撮影し発表するという課題「限界越えプロジェクト」を実施し、学内でそのビデオの上映会をおこない、成功を収めました。この課題の成功をきっかけとし、学内だけではなく、もっと大勢の人々に自分たちの思いや表現を発信したい!という気持ちが高まり、このプロジェクトが始まりました。